宮城といったら笹かまぼこ! 子供にも嬉しいサイズ感の、馬上かまぼこ店「笹ごのみ」

今回は、宮城県の名物・笹かまぼこについてご紹介します。

私の父が、会社の社員旅行で宮城県の松島観光に行った際にお土産として買ってきてくれたものです。

笹かまぼこ、食べた事ありますか?私は大好きなんですよね~。

あの食感と味、許されるのであれば無限に食べていられると思います(笑)

宮城県を旅行すれば、ずんだ餅・牛タン・笹かまぼこは大抵どの土産物店にも置いてあります。

そんな笹かまぼこのなかでも今回は、馬上かまぼこ店「笹ごのみ」についてです。

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目次

なぜ宮城で笹かまぼこが名物になったのか?


かまぼこメーカーや店舗、工場等は数あれど、なぜ宮城県でこんなに多くのメーカーがあるのでしょうか。

明治時代に特に宮城県沿岸ではヒラメや鯛などの豊漁が続いたようです。

当時は近隣の一大消費地である仙台までの輸送手段も未発達で、冷蔵設備もなく獲れ過ぎた魚を持て余してしまう状況でした。

日持ちしない魚を大量に抱え困っていましたが、とある浜の漁師がヒラメの肉をすりつぶして竹串に刺し、炭火で焼いて食べたところとても美味しく、且つ保存性が高まった「かまぼこ」が出来上がったということです。

これが評判を呼んで、製造者が一般の魚屋にも広がっていったのですが、当時はこの「かまぼこ」は色々な名前で呼ばれていました。

それを伊達政宗で有名な仙台藩主伊達家の家紋「竹に雀」の笹にちなみ、「笹かまぼこ」と命名し、定着していったのです。

そして、今日の全国的な知名度は1987年の東北新幹線の開業によるものと言ってもいいでしょう。

輸送スピードの向上で仙台を訪れた人が気軽にお土産として持ち帰れる、配送してもらえるといったメリットもそうですし、笹かまぼこという美味しい食べ物があるという口コミで更に観光客も来ますしね。

 

馬上かまぼこ店と「笹ごのみ」について


馬上かまぼこ店は宮城県の沿岸南部にある亘理町で、大正時代にかまぼこ製造を始めたそうです。

現在も亘理町に本社があり、ギャラリーや店舗兼工場の「笹かまの郷」が併設されているので、訪れてみるのも楽しそうですね。

2011年の東日本大震災で被災し、数か月休業するなど苦難もあったようで、とても応援したくなります。

食べて被災地支援はこれからも!ですよね。

そんな中で「笹ごのみ」です♪

パッケージには、宮城の観光名所や名物があしらわれていてかわいい絵柄が踊っています。

笹ごのみのかまぼこの大きさはちょっと小ぶりで、大人だったら2口くらいでひょいパクできそうです。

今回貰ったものの味は3種類ありまして、えび・しそ・チーズです。

どれも美味しそう!

さっそく食べてみると、プリッとした歯ごたえからの、ムチムチっとした食べごたえのある食感がやってきます。

よく噛んでいると、後からそれぞれの味がやってきて鼻から抜けていきます。

このプリッ→ムチムチっがやみつきになって、ついつい手が止まらなくなってしまうんですよね!

 

 

1歳の息子にあげたところ、ハマったらしくずっと引きちぎりつつ噛んでいました。

特にチーズがお気に入りだったようです。

家族で大変美味しくいただきました!


 

ところで、仙台には笹かまぼこメーカーがたくさんあり、今回の馬上かまぼこ店もその一つではあります。

他にも有名なお店がたくさんあるのですが、ちょっと食べ比べしてみたくなりました。

また、食べる機会があったらそれぞれ記事にしてみようかと思います。

 

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